2019年9月4日の全国市民アクション・総がかり行動実行委員会の「総括と基本的取り組み方針」の発表に際して


先の参議院議員選挙において、安倍改憲勢力の3分の2議席獲得を打ち破った大きな成果を踏まえ、第24回全国市民アクションと第45回総がかり行動実行委員会は、この約5年間の総がかり実行委員会を中心とした運動と、この間の3000万署名運動(安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名)をはじめとする諸運動を総括し、成果と問題点を明らかにし、今後の基本的取り組み方針を確認しました。

参議院選挙で安倍改憲勢力を3分の2以下にひきずりおろしたことは、この間の全国の市民のみなさんの努力の大きな成果です。しかし、今回の第4次安倍再改造内閣の構成と自民党新執行部の体制、および安倍首相の記者会見などにも明らかなように、安倍首相は残りの任期2年の間にしゃにむに改憲の発議に向かって暴走しようとしています。この機会に、私たちは運動の結束を堅持しながら、この安倍首相が企てる改憲策動に立ち向かい、断乎として改憲発議を阻止していく新たな運動を構築していく必要があります。

今後の運動の具体化については、さまざまな形で丁寧にご説明し、ともに取り組んで行けるよう努力したいと思います。

議事録の関連する部分の要旨を公表します。各地の仲間のみなさんの御検討を経て、これがいっそう大きな、強力な運動の形成・発展に役立つことを願います。

総がかり行動実行委員会・全国市民アクション運営委員会

2019年9月4日の全国市民アクション・総がかり行動実行委員会の「総括と基本的取り組み方針」