三選挙を市民と野党の共闘で勝利し、菅内閣に痛打を(アピール)


4/25投票の衆議院北海道2区・参議院長野選挙区補選、参議院広島選挙区再選挙
三選挙を市民と野党の共闘で勝利し、菅内閣に痛打を(アピール)

前議員の死去に伴う参議院長野選挙区補選、鶏卵業者からの現金収受疑惑を受けた議員辞職にともなう衆議院北海道2区補選、選挙買収での有罪が確定して実施される参議院広島選挙区の再選挙は、いずれも市民と野党が力を寄せ合う統一が実現し、4月25日投票に向けたたたかいが本格化しています。

三つの選挙すべてで統一候補の勝利を勝ち取り、菅政権に痛打を与えて市民と野党の共闘をさらに前進させ、きたる総選挙での政権交代にむけて大きく前進するために奮闘しあいましょう。総がかり行動実行委員会も、三人の統一候補(北海道2区・松木謙公氏、長野・羽田次郎氏、広島・宮口治子氏)勝利に全力をつくす決意です。

今回の国政選挙は、次のような点でも重要なたたかいです。

一つは、菅内閣のコロナ対策の迷走、無為無策に市民の審判をくだし、いのちと人間らしい暮らしを最優先した対策を迫り、競争と効率、自己責任を強制する政治からの転換、格差と貧困を是正する支え合う社会を求める市民の声を政治に反映させることです。

二つに、菅政権でさらに深刻化している政治とカネの問題、政官財ゆ着の徹底究明を求める声をさらに大きくし、国会に届けることです。

三つに、9条改憲を引き続き狙うとともに、憲法違反の敵基地攻撃能力の保有などの実質改憲をくり返し、強権的な専制政治を強める菅自公内閣から憲法を守り、立憲主義・民主主義を市民の手にとり戻してジェンダー平等をはじめ誰もが尊重される社会に向けた歩み着実に進めることです。

長野では2月27日に、北海道と広島では3月28日に、それぞれ地元の「市民連合」と統一候補、立憲野党との間で、めざす政策と市民と野党が共闘して勝利めざす協定が交わされました。紆余曲折はあったものの、いのちと暮らし、平和を守る新しい政治の実現に市民と野党が力を合わせる一致点が確認され、勝利にむけた取り組みが始まっています。

それぞれの地域での市民の奮闘とともに、全国からたたかいを励まし、三つの選挙の重要性、投票行動と統一候補勝利の訴えを届けるなど、全国からの取り組みを強めていただくようよびかけます。

統一候補の勝利で菅内閣に痛打を与えるため、市民の力を発揮しましょう。

2021年3月31日
戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会