5月19日の総がかり実行委員会などによる国会正門前行動の警備に関する申し入れ


警視庁警備課様
警視庁麹町警察署長様

 私たち「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」と「安保法制に反対する学者の会」、「共謀罪NO実行委員会」は、5月19日(金)18時30分から19時30分まで、共催で、共謀罪などに反対する国会正門前抗議行動をおこないます。この問題に対する市民の関心は急速に高まっており、当日の参加者は万を超える大規模なものになると予想されます。

 つきましては、この行動を無事に首尾良くすすめるために、行動参加者の安全確保と、憲法21条などに保障された言論表現の自由など市民の基本的人権の保障に関して警備当局に2点、要請致します。

●第1、 行動は主催者側が警備や医療のスタッフを配置して、事故のないよう万全を期しますので、警備当局におかれましては実行委員会の自主警備を第一に尊重することを基本にくれぐれも威圧的警備ではなく、柔軟に対応して頂きたいと思います。警備上、なにか支障が生じた場合には、無用なトラブルを回避するため、現場の実行委員会責任者と相談のうえ、協調して対応するよう要請します。

●第2、 2015年の戦争法制(安保法制)に反対する運動においても、私たちは再三、
要請してきましたが、行動の期間(17:30~20:00)に限定して国会正門前並木通りの交通を止め、行動参加者に開放し、参加する市民の安全を図って頂きたいと思います。詳細な理由につきましてはこの間、幾度か申し入れをおこなってきましたので、省略します。従来、結果として交通が遮断されたことはありましたが、そうした突然の対応は参加者の安全を考慮する場合、きわめて危険であり、あらかじめ、車道開放を準備すべきことを強く要請します。
この点で、くれぐれも安全第一の立場から、警備当局の決断を求めるものです。

以上。

2017年5月16日
戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
共同代表
小田川義和
高田健
福山真劫