安全保障関連法(戦争法)廃止に向けての取り組みの要請


2015年2月10日

各野党  様

戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会

安全保障関連法(戦争法)廃止に向けての取り組みの要請

日頃のご奮闘に敬意を表します。また野党の皆様方の安全保障法関連法案(戦争法)廃案に向けてのご奮闘に心から敬意を表します。

この安全保障関連法(戦争法)は、米軍の世界戦略に基づき、「自衛隊」が中東から東アジアまで、武力による威嚇、行使、戦争をすることがその本質です。多くの憲法学者が「違憲だ」と主張しているように、「違憲」です。また世論調査でも、「60%が反対、80%が今国会できめるべきではない」(朝日新聞世論調査)としています。

2015年は、若者、シールズ、ママの会、お年寄り、市民団体、平和団体、労働団体、などなど多様な方々が、「日本の平和、民主主義、未来に対する危機意識と不安の中」から、全国各地で運動に参加し、戦争法廃案・立憲主義確立の運動が全国で大きく高揚しました。そして東京では、連日の国会を包囲する市民の声にこたえて、野党が共闘し、自公政権を大きく揺さぶり、追い詰めました。

しかし安倍政権は、昨年9月19日、院内における議員数だけを頼りに、参議院で「強行採決」によって、「安全保障関連法」(戦争法)を成立させました。そしてこの3月下旬には、施行するとし、その具体化に向け、準備を加速させています。

一方総がかり行動委員会は、「私たちはあきらめない。戦争法廃止めざして、野党と協力して頑張る」として、引き続き闘いを継続しています。運動に参加した市民はあきらめていません。憲法を破壊し、戦争する国へと突き進む暴走を止めるべく全力で闘う決意をさらに固めています。

各野党におかれましても、引き続き「戦争法廃止・立憲主義確立」に向け、私たちと連帯し、ご奮闘されることをお願いします。
そのうえ下記の項目について、要請をお願いしますので、ぜひその実現のため、ご奮闘されることをお願いします。


1、 「安全保障関連法(戦争法)」廃止法案を野党共同で提案し、廃止めざして、引き続く奮闘を要請します。
2、 安全保障関連法(戦争法)の施行、具体化に反対してください。
3、 2月19日の議員会館前集会に連帯のあいさつをお願いします。

以上